freeeで預貯金の実際有高と帳簿残高が合わないとき<No 575>
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食わず嫌い
独立してから会計ソフト・税務ソフト共にJDLを利用していましたが、
今はこれに加えてクラウド二社を会計ソフトとして利用しています。
使い方は、自身(税理士業)の経理をMF・freeeで行います。
このうち、MFのデータを月末で締めて月初にJDLにインポートします。
MFに慣れるまでは、インポート先のJDLで修正すべき項目が
多々ありましたが、今はほとんどありません。
一方のfreeeはというと、MFに比べると利用している機能は少なく、預金残高を合わせて紐付けデータの登録をしているくらいです。
無駄に会計の知識があるとfreeeの画面はビジュアル的に使いづらく
使いやすいMFばかりさわっているからです。
預金残高を合わせる作業でさえ簡単ではありませんでした。
freeeで預貯金の実際有高と帳簿残高が合わないとき
freeeでネットバンクを登録すると、トップ画面に現状の残高が表示されます。
帳簿残高と実際残高がきちんと合っていればいいのですが、
下のように帳簿残高が実際よりも少ないこともあります。
(マイナス表示は貸越のため)
実際残高(実残高)は、freeeがネットバンクから拾ってきた実際の預金残高です。
対して、帳簿残高(写真でいうと−97,355)は、freeeの会計ソフトに記帳された帳簿上の残高です。
この場合、実際残高が正規の残高なので帳簿残高を実残高に合わせる必要があります。
そして、残高を合わせるには取り込んだ仕訳データを修正します。
ここで私がよくやってしまったのが、「確認」ボタンを押すことでした。
しかし、確認ボタンを押すと同期を再び始めようとします。
すると、「ちゃんと同期はできてるよ」と教えてくれます。
仕訳データを修正するには、左上にある銀行名をクリックしなければいけません。
これを押すと次の表示でミスがあることを知らせてくれます。
しかし、この表示だと次にどこへ行っていいのかわかりづらいです。
残高のズレを表示させるには、右端の「タイムライン」をクリックします。
すると、次の画面で8月中にズレが生じたことがわかります。
ここで、「8月末」の帯をクリックすると、
日別残高が表示されどの時点でズレが生じたのがわかります。
21日にズレが生じたことがわかるので、21日の帯をクリックします。
すると、取引が一つあるので、これをクリックして取引内容を確認します。
確認すると、ズレの理由がわかりました。
この取引は「現金」を「ゆうちょ」に預け入れたので、本来なら「現金」→「ゆうちょ」となるところが、「三菱UFJ」→「ゆうちょ」となっていたのです。
修正方法は、振替元口座の三菱UFJをクリックし現金に変更します。
変更したら「保存」を押して完了です。戻ってみると、
先程まであったズレの表示が消えています。
トップ画面も確認すると、上下の残高が一致してズレが解消されました。
聞いた方が早い
こうやって説明すると簡単そうに見えますが、これを発見するまで数ヶ月放置していました。
私の場合、メインソフトでないので良いですが、
freeeをメインに使っているのならチャットや電話で聞いた方が早いでしょうね。
残高がマイナスのところに引かれたかもしれませんが、
大きい残高も物騒なので。
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