フリーランスが稼いだら「事業税」は忘れた頃にやってくる。個人事業税の支払方法<No 528>
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儲けが290万円超えたら「事業税」はやってくる
フリーランスが独立して儲けが出たら、「所得税」や「住民税」を払わなければなりません。
消費税は早くても二年後(三年目)からなので、すぐにはかかりませんが(※1)、
儲けが290万円を超えると(※2)事業税もかかってきます。
※1二年目からかかる例外あり
※2ざっくりと
個人事業税の支払い方法
事業税は儲けから事業税控除(290万円)を差し引くことができます。
なので、事業税の計算上、儲けがそれ以下なら事業税はかかりません。
ただし、年の中途で事業を開始したら、290万円を月数按分しますので、
もっと少ない金額になります。
この辺については過去記事で書いています。
確定申告で所得税の支払いはよく憶えているけれど、事業税は忘れた頃にやってきます。
この事業税も支払い方法が複数あるので挙げてみます。
金融機関で納付
オーソドックスなやり方です。
銀行や信用金庫に納付書を持参して支払います。
Pay-easy(ネットバンクで支払)
届いた納付書にPay-easyのマークがあれば、自身のネットバンクから支払いことができます。
ネットバンクも対応している金融機関とそうでないのがあるので、サイトで確認します。
大阪府ではネット専業が「ジャパンネット銀行」だけなのが意外です。
ソニーや住信などネット専業とゆうちょも対応していません。
ゆうちょはPay-easy自体は対応していますが、個人事業税(大阪府)に対応してません。
※ 個人住民税(大阪府)は対応しているのですが。
Pay-easy(ATM)
ペイジーはATMでも対応しています。
ATM画面上の「税金・料金払込み」ボタンから入り、納付書に記載された収納機関番号などを入力します。
ただし、大阪府だとゆうちょは対応していません。
Pay-easyは、ご利用のネットバンクとお住まいの都道府県が共に対応していることが条件になります。
コンビニ納付
セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなど主要なコンビニで利用できます。
ただし、30万円以下に限ります。
振替納税
大阪府だと紙での申し込みしか対応していません。
しかも、申込みから「概ね3ヶ月後」からと対応が遅いです。
住民税だとネット対応だったのですが・・・
住民税のWeb口座振替。面倒でも1回で済ますならコレ<No 280>
まとめ
結論、今後も継続して事業税がかかりそうなら「振替納税」にしておく。
ただし、今からだと8月納付は間に合わないので、
- 8月分はPay-easy(ネットバンク)を利用
- 今から振替納税を紙で申し込み(11月分から対応)
すれば、以降の手続きは何もありません。
預金の残高だけ注意しておきましょう。
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