MFクラウド確定申告で「事業割合」と「家事割合」を自動で按分する<No 576>
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「家事按分」とは
フリーランスとして自宅で仕事をしていると、「経費の線引が難しい」といったところがあります。
- 家賃
- 水道光熱費
- 通信費
など。
私のように自宅の一室を仕事部屋にしているなら、単純に間取りで按分します。
2LDKなら3分の1。厳密に、LとDを二部屋と数えるなら4分の1。
按分する※事業割合を自分で決めたら、あとは、事業用部分を経費として計上します。
私の場合、これまで手計算していましたが、MFクラウド確定申告なら自動で計算してくれます。
※経費を事業用部分と家事(プライペート)部分に分けるときに使用する割合。
この計算を「家事按分」といいます。
「事業割合」と「家事割合」を自動で按分する
MFクラウド確定申告をご利用なら「家事按分」は手軽にできます。
トップ画面の左側にある「決算・申告」から「家事按分」を選択します。
すると、家事按分の画面になるので右上にある「+家事按分設定の作成」を選びます。
ここで、事業割合を設定します。
水道光熱費のうち3割を事業上の経費とするなら、
- 勘定科目・・・「水道光熱費」
- 補助科目・・・ ※ 設定せず
- 事業比率・・・ 30%
と入力します。
※ 水道・ガス・電気のそれぞれで事業割合を変えるなら設定する。この場合、それぞれを補助科目として登録する必要があります。
入力ができたら登録ボタンを押します。
すると、一瞬戸惑います。「3割になってないじゃん」と。
ここで事業割合と表示されていますが、元々ここは「家事按分」の設定画面です。
ですので、按分前残高(元の数字)から事業割合30%を差し引いた数字である111,035は家事(プライペート)部分の数字になります。
つまり、70%の家事部分が表示されていて、結果30%が事業上の経費となったということです。
視覚で動かせるのはいい
元々、従来の会計ソフトでも同じことができたのかもしれません。
ただ、設定画面にたどり着くまでの導線がわかりずらく・・
やはり、シンプルかつビジュアルだけで判断できるのは使いやすくていいですね。
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