確定申告は税務署に「行かない」「並ばない」<No 435>
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確定申告の受付はもう始まっている
確定申告の受付は2月16日から。
いやいや、もう始まっています。
- 還付申告なら1月1日(実質4日)から
- e-Taxなら1月15日から
受付てくれます。
申告期限(3月15日)間際は税務署、申告会場共に混雑しています。
なら、「早めに行けば空いている」ということではなく。
そもそも、行かない方法を選択します。
税務署に「行かない」「並ばない」
税務署や申告会場に行かずして、確定申告を済ますにはいくつか方法があります。
e-Taxを利用する
)国税庁 e-Taxサイト
e-Taxを利用すれば、税務署や申告会場に足を運ぶことなく
確定申告を完結することができます。
ただし、初回のハードルはやや高いです。
パソコンはもとより、
- マイナンバーカード(住民基本台帳カードでもOK)が必要
- 1を読み取る「ICカードリーダライタ」が必要(3千円程度)
- 利用者識別番号の取得
マイナンバーカードは、既にお持ちの「通知カード」とは異なり、
別途役所に申請しなければなりません。
先日、私が申請したところ到着まで1ヶ月程度かかりました。
さらに、到着した書類と身分証明書を役所に持参して、
初めてマイナンバーカードをもらうことができます。
既にカードをお持ちの方でないと今回(平成29年分)
の申告には間に合わないかもしれません。
- 既にマイナンバーカードを持っている
- ICカードリーダライタの負担も問題ない
という方は、今回の申告からチャレンジしてはいかがでしょうか。
郵送する
税務署に申告書を持参した場合、控えに受付印を押してくれます。
これは、申告の内容が認められたわけではありません。
形式上、最低限必要な書類が添付されているのか確認しているだけです。
もちろん、申告書に書かれた数字は見ていません。
ですので、長蛇の列に並んだ末に受け付けしてくれても
不備があれば後日、税務署からお尋ねの連絡があります。
時間を使って税務署まで来ても、並ぶメリットがないのだとしたら、郵送した方が効率的です。
そこで、
- 提出用と控え用の申告書を用意
- 返信用封筒(定形外)に切手を貼り付けて同封
- 提出先の税務署宛に送る
これだけです。
その他、
- 表に「所得税確定申告書在中」と書いておく
- 切手は120円(50グラム超なら140円)
などは気をつけておきます。
税務署から送付された申告書に手書きで書くのもいいですが、
パソコンができるのなら、国税庁HPの「確定申告書等作成コーナー」で入力し、
プリントアウトしたものを送った法が便利で速いです。
税理士に依頼する
確定申告のために、何日も徹夜するような状況なら、
税理士に依頼するのが賢明です。
依頼する基準は、
「申告書作成にかかった時間 ✖️ 自分の時間単価」が
税理士報酬より高いかどうか。
高ければ依頼した方が時間の節約になります。
仮に、低くても間違いが生じた場合のリスクマネジメントとして依頼するケースもあります。
目先の費用を軽減するか、将来のリスクを軽減するか、そこは考え方次第です。
自分の「単価」を知っておく
サービスを利用するとき、「自分でもできる」を基準にしていると、費用の削減は可能ですが、その分時間を失います。
自分の「単価」を知っておけば、サービスを依頼する判断基準になります。
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