無理なくお金を増やすインデックスファンドの選びかた<No 1457>
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投資をはじめる前に知っておきたいこと
昨日は、投資にする前に保持すべき生活資金についてお伝えしました。
無理なくお金を増やすインデックスファンド。投資に充てるお金はいくら?<No 1456>
そして、一昨日は、投資の基本的なこと、
- 株式と投資信託
- インデックスファンドとアクティブファンド
- インデックスファンドの特徴
についてお伝えしました。
無理なくお金を増やすインデックスファンドでやってはいけないこと<No 1455>
今日は、インデックスファンドに投資する場合の、具体的な選び方についてお伝えします。
無理なくお金を増やすインデックスファンド
インデックスファンドの選び方
市場経済は、そのときどきの情勢で大きく上下することはありますが、長期的に見ると、緩やかに上っています。
インデックスファンドは、この緩やかな上りを長期保有することにより、利益を得る仕組みです。
では、実際に、数あるインデックスファンドからどの銘柄を選べばいいのか?
株式 or 債券、外国 or 国内で分けると、4つのカテゴリーになります。
- 外国株式
- 国内株式
- 外国債券
- 国内債券
株式は債券よりも値動きが激しく、ハイリスクハイリターンの性質があります。
多少リスクがあっても大きな利益を上げたければ株式の割合を多めにします。
逆に、得られるリターンは少なくてもいいから、リスクを抑えたい場合は債券を多めにします。
一般的に、若い頃は株式を多めして、年を重ねるごとに債券に移行していくようなカタチです。
80歳から自分の年齢を差し引いた割合を、株式に充てるというようなやり方もあります。
(80歳ー49歳)=31%株式:69%債券
人生100時代で計算するなら、
(100歳ー49歳)=51%株式:49%債券
まだまだ、株式多めでリスクをとってもいいでしょう。
とはいえ、インデックスファンドを推奨しているプロのなかでも、株式100%という考え方のかたもいます。
株式と債券の関係
投資する銘柄を株式と債券に分ける理由はもう一つ。
株式と債券はそれぞれ逆の値動きをするから。
株式が下がれば債券は上がり、債券が下がれば株式は上がります。
株式だけだと、上がっているときはいいですが、下がったときのリスクが回収できません。
債券を持つことで、株式が下がったときのリスクを回収することができます。
外国と日本
株式と債券の割合を決めたら、次にどの地域の銘柄にするのか選びます。
- 国内
- 米国
- 新興国
- 先進国
- 全世界
国内は日本、米国はアメリカと字のごとくそのままです。
新興国は、これから伸びると言われている、
- 中国
- インド
- ブラジル
- ロシア
あたり。
ただ、ウクライナ侵攻でロシアはデフォルト(債務不履行)になるかどうかというところ。
中国もロックダウンしている都市がある影響で、新興国は株式・債券共に市場の見通しは良くありません。
先進国は、日本を除いたG7の6カ国に、欧州主要国・豪州・NZ・香港・イスラエルを加えた22カ国が挙げられますが定義は曖昧です。
最後の、全世界も字のごとくそのままです。
これらのうち、どの地域の銘柄に投資するか。
ここでも、大きく2つ、外国と日本に分けて考えます。
外国のほうが日本に比べてハイリスク・ハイリターンの性質があります。
なので、株式と債券の関係と同じように考えればいいでしょう。
より攻めたいのであれば米国・新興国・先進国のような外国の比重を多めにする。
控えめにしておきたいのであれば日本の割合を多くする。
選ぶのが面倒なら全世界型を選ぶのもいいでしょう。
ちなみに、今現在、私が保有しているなかで、一番の含み益は全世界型です。
長期保有でリスクはおさえられる
投資をやらない人が、「投資」と聞くとギャンブル的に聞こえるでしょう。
私がはじめた2019年以降では、コロナやウクライナ侵攻といった下げリスクを経験しました。
ウクライナ情勢は未だ不安定ですが、私の保有銘柄はすでに回復の兆しが見えています。
インデックスファンドは、投資信託のなかでも長期保有することでリスクは低めに抑えることができます。
<編集後記>
4月6日水曜日
5時15分起床後ルーティン
HP改善、個別コンサルティング段取り。
午後から半年ぶりのスイム。
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