MFクラウド会計&請求書で「入金仕訳」の設定解除と「売上計上日」の変更設定<No 1371>
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)MFクラウド請求書
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MFクラウド会計&請求書
会計ソフトも色々ありますが、大きく分けて、
- 昔ながらの会計ソフト
- クラウド会計ソフト
の2つがあります。
昔ながらの会計ソフトは、パソコンにCDを入れインストールするか、ネットからダウンロードする必要がありました。
これに対してクラウド会計は、ソフトのインストールは不要です。
ネットのプラウザ(Google Chromeなど)で動きます。
今のところ、共に一長一短あるので、私は両方使っています。
- 昔ながらの会計ソフトはJDL
- クラウド会計はマネーフォワード(以下、「MF」)
使い方は、MFで、
- 銀行
- クレジットカード
- Amazon
- PiTaPa
のデータをネット経由で洗いざらい回収し、現金とPayPayの取引だけを、Excelデータから取り込みます。
そうして、9割がた完成させたのちに、JDLへデータを移行して最終チェックを行います。
クラウド会計で完結されるかたもいらっしゃいますが、アナログを捨てきれないところが多少あるので。
残りの1割の作業は、クラウドでは対応しきれなかった(私が)ところ。
MFの中には、請求書ソフトも一緒になって入っています。
請求書ソフトで、請求書を作成すると、売上の仕訳を自動でつくってくれます。
これはこれで便利なのですが、少しイレギュラーなこともあるので注意が必要です。
「入金仕訳」の設定解除と「売上計上日」の変更設定
「入金仕訳がたってしまう」の修正方法
MFの請求書ソフトで、請求書をつくります。
それを、MFの会計ソフトで取り込むと、
)MFクラウド会計
売上の発生仕訳だけでなく、入金仕訳までも取り込んでしまいます。
入金仕訳は、ネットバンクのデータからも立ってしまうので、放置しておくと二重で計上されてしまうのです。
この状態を長年放置していた私は、毎月月初に行う自分の決算で、その都度削除していました。
今回、重い腰を上げたというよりは、たまたま解除の方法がわかったのでシェアします。
解除の設定は、会計ソフトのほうではなく、請求書ソフトで行います。
MFクラウド請求書を立ち上げて、請求書作成の画面にします。
そこから、「詳細設定」のタブをクリックすると、下の画面になります。
ここで、「請求書に対応した入金予定の仕訳」のチェックボックスのチェックを外します。
これで、売掛金回収の仕訳が自動で作成されなくなります。
請求書作成の画面で、以前はこのタブがなかったと思うので、おそらく最近できたのかなと。
これまで、どこを探しても見当たらなかったので。
「仕訳の日付が翌月になってしまう」の修正方法
月末の売上請求。
月末につくることもあれば、1日過ぎて翌月初になることもあります。
そうしたときに、請求書ソフトから会計へ仕訳を取り込むと、日付が翌月になっています。
請求書をつくったのが翌月なので仕方がないことですが。
それはともかく、実際につくったのは翌月でも、請求書に記載される作成日付を前月末にしているのだから、それに合わせて仕訳の日付も前月にしてくれればいいのに、そうはならず。
これも、取り込んだ先の会計のほうで、いつもピコピコ日付を変えていたのですが。
さきほどの「詳細設定」のタブを見つけたときに発見しました。
「売上計上日」の欄をクリックするとカレンダーが表示されるので、日付を1日前にします。
ただ、これだと毎回修正が必要になります。
欲を言えば、「売上計上日を請求日にする」の設定があればなお良いです。
やらないこと
MFをつかってから、かれこれ5年になりますが、こうした手間をどうして放置していたのか?
散々調べてわからなかったのか?
少し調べた記憶はあるのですが、おそらく、これ以上調べるのが面倒になって、手修正のままでいたのでしょう。
こうしたことは、多少時間をかけてでも、「その都度解決すべきこと」として、やらないことリストに加えておきます。
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