法人成りしたら社保加入(新規適用手続き)を自分でやるか?

yujiroyamamoto

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法人成りする理由はいろいろ

個人で事業を営んでいるかたが、法人にする理由は色々あります。

節税対策や、法人でないと取引先から仕事がもらえないといった事情に加え、社会保険への加入を希望する方もいらっしゃいます。

個人事業主であれば国民健康保険に加入し、国保は世帯全体の所得に対してかかります。

サラリーマン時代は給料に対して一定の金額が徴収されていたのが、個人事業主やフリーランスになることで、国保が一気に上がったという話をよく耳にします。

こうした理由から、健康保険料を抑えるために法人化する方も少なくありません。

では、法人化した後、健康保険への加入手続きを自分で行うべきでしょうか。

法人成りしたら社保加入(新規適用手続き)を自分でやるか?

社会保険の加入手続きを専門家に依頼するとなると、社会保険労務士にお願いすることになります。

法人化の依頼で、司法書士や税理士が最初の窓口となることがありますが、そこから社会保険加入の話になることがあります。

その場合は、ご自身で手続きをしていただくか、場合によっては社会保険労務士に繋ぐようにしています。

私が独立(個人)して法人を設立した際は、自分で手続きを行いました。

なぜなら、時間があったからです。

お金もあるし時間もある

まず、お金も時間も両方ある方は、自分で手続きをしても良いですし、専門家に依頼しても良いでしょう。

やりたいなら自分でやる、やりたくなければ専門家に頼む、と考えると分かりやすいと思います。

お金があるけど時間がない

次にお金はあるけれど時間がないというかた。

本業が忙しく時間がないのであれば、お金があるのですから、専門家である社会保険労務士に依頼するのが早いでしょう。

時間をお金で買えば、本業に集中できます。

時間があるけどお金がない

そして、時間があるけれどお金がないというかたは、時間があるのですから、自分でやれば良いでしょう。

私も独立当初は時間があったので自分でやりました。

お金がなかったわけではありませんが、時間が余っていたので。

自分でやれば費用はかからずに独立開業資金を節約できます。

お金も時間もない

難しいのが、お金も時間もないかた。

こうした場合は、かかる時間と専門家に頼んだときの費用を天秤にかけて決めましょう。

最初の事業所の新規適用手続きは、3万円から8万円あたりが多いようです。

また、ご自身の資格取得については1人当たり5,000円から2万円ほどです。

そのため、ご自身1人であれば自分でやってもやれないことはないでしょうが、社員を雇うのであれば、その分手間暇かかるので専門家に依頼した方が早いでしょう。

また、労働保険はご自身1人(役員)であれば加入することはありませんが、人を雇ったとなると加入しなければなりません。 

時間とお金を天秤にかける

法人化した場合の社会保険加入手続きを自分で行うかについてお伝えしました。

ご自身1人であれば、社会保険の加入手続きも時間があればできないことはありません。

時間がない方や独立当初から人を雇う予定のかたは社会保険労務士に依頼した方が早いでしょう。

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