税理士との顧問契約をやめるときの注意点。普段からこれやってれば問題なし
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税理士目線で考えてみた
商売をやっていて、ある程度の規模になってきたら、税理士と顧問契約をする方は多いでしょう。
顧問契約をする時、はじめは自分が気に入った税理士さんと、気に入ったサービスを結べばいいかと思うんです。
けれども、自分のやり方と税理士さんとのやり方が違い、ギャップが生じた時は、どこかで解約を検討してもいいでしょう。
ただ、解約するにしても、お互いにわだかまりがなく、綺麗に離れることができるか?
私も普段、新たに契約がスタートするお客さまがいれば、やめられるお客さまもいらっしゃる中で、やめる時にどういうことを気をつけていけばいいのか、税理士目線で考えてみました。
普段からこれやってれば問題なし
資料の共有
まず普段から、全部、税理士任せにしていると、どんな資料があるのか、自分自身気づいていない方もいらっしゃるかと思います。
提出した資料を全て税理士が持っていると、顧問契約をやめるとなった時に、今後支障が出てきます。
常に、資料を共有できているかというところですよね。
一番いいのが、クラウドストレージでのデータ共有です。
何でもいいんですけど、私はDropboxを利用しています。
Dropboxですべてのデータを共有して、そこに入っているファイルは互いにいつでも見ることができます。
共有ファイル以外にお客さまの資料を保管することはありません。
昔、勤務時代だと、紙のファイルを事務所のキャビネットに保管していて、それを返すということをやっていました。
そういった紙で保管すると、郵送や手渡しで返す手間がありますし、中には良いやめ方をしなかったので、税理士が送ってくれないということも、なきにしもあらずです。
そういったリスクを避けるためにも、常に税理士とファイル共有しておいた方がいいでしょう。
仮に、紙の資料しかなく、申告書の控えや届出をもらっていなければ、一度税理士さんに提案して、「クラウドでファイル共有はできますか?」と聞いてみるといいでしょう。
AI 時代ですから、年配の税理士さんでも、従業員さんで若い人がいたら、そういう人が代わりにやってくれるでしょうから、一度お願いしてみてはいかがでしょうか。
決算前の途中でもやめられるか?
あとは、途中でやめられるかというところですよね。
顧問契約したら年間契約になっているのか、そもそも、最初に契約書を結ぶかどうか。
結んでいれば、その契約書の中に、年単位で契約を結んでいて、途中解約は認められないとか、そういったことも書いているかと思います。
契約書がない場合はどうするのか?
途中でやめる場合、決算まで続けなければならないということも、なきにしもあらずなので、そういったことも最初の契約の時に聞いておいた方がいいでしょう。
ちなみに、私は契約書を作っていません。
また、契約期間も定めていないので、お客さまが「やめたい」と言ったらいつでも終えることができます。
例えば、4月末までに5月分の顧問料をいただいていたら、5月末までは対応するといった流れになります。
クラウドパートナーの解除
あと、会計ソフトですね。
クラウド会計だと、パートナー契約をしている場合、次の税理士が使えるように、パートナー契約を解除してもらうことをお願いしておいた方がいいでしょう。
これも、次の税理士が話してくれるかと思うんですけれども、引き続きすぐに次の税理士が決まればいいですが、間が空いて、そういったことに気づかないと、時間が経ってから伝えることになります。
次の税理士が決まらない場合は、やめる時に、「パートナー契約の解除をお願いします」と伝えておいた方がいいでしょう。
あとから問い合わせ
新しい顧問税理士から、お客さまを通じて、「これが欲しい、あれが欲しい」と言われることがあります。
時間を空けると前の税理士に聞きづらいでしょうから、次の税理士を早めに決めて、必要な資料を早めに提示してもらい、前の税理士に準備してもらったほうがいいでしょう。
ただ、自分では、どういった資料が必要なのかわからないことが多いかと思います。
税理士側で提出していて、共有できていなければ、なおさらです。
次に契約した税理士から、「開業届はありますか?」とか、「e-Tax の ID とパスワードを教えてください」と言われたら。
そういった時に困らないように、前述の通り、クラウドで全ての情報を共有しておきましょう。
税理士側からしたら、次の税理士さんに迷惑にならないよう、常に資料はお客さまに返却しておくことが大事。
資料をお客さまと共有しておけば、こういったことを言われる回数は少なくなります。
それでも、たまに、事務所のマニュアルに沿って文章を送ってくることがあります。
そういった時は、あとを濁さず、ささっと終わらせて、お互い前に進んでいくのがいいでしょう。
これまでやり取りしたことがない人から無機質なお願いをされると、こちらも人間なのでモヤモヤします。
資料の共有でスムーズな引き継ぎ
今日は、税理士との顧問契約をやめる時の注意点として、普段からどういうことを心がけていればいいかについてお伝えしました。
税理士だけが資料を持っているという状態にはしないこと。
そのためにも、紙の資料ではなくデータで保管することが大事です。
そして、そのデータを常に税理士側と共有しておく。
この2つができていれば、次の事務所へもスムーズに引き継ぎできるかと思います。
自分は、前の税理士さんに「こういう資料を用意してください」とお願いすることはしていません。
自分がやられたら嫌だから。
e-TaxのIDなんて、新たにとればいいわけで。
新旧の税理士を直接やり取りさせることは避けた方がいいでしょう。
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