相続税・贈与税

付言をつけて気持ちを込める。財産や数字で表せない遺言書の書き方

yujiroyamamoto

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遺言書は書けないもの

遺言書を書くのは、なかなか難しいもの。

書くと決めてから、実際に書くまで10年かかることも珍しくありません。

自分の死後を見つめ、感傷的になって筆が進まないというのもあるでしょう。

とはいえ、死は確実にやってきます。

自分の死後、残された家族には心穏やかに暮らして欲しいもの。

そのためには、自分がキチンと意思表示しておかなければなりません。

遺言書はその土台となります。

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付言をつけて気持ちを込める。財産や数字で表せない遺言書の書き方

遺言書では、「遺産分割の対象となる資産や負債を誰に相続するのか」という本来の趣旨だけでなく、書いた本人の想いを伝えることもできます。

本来、そうしたことはエンディングノートに書けばいいのでしょうが、そのエンディングノートすら書けないのが実情です。

遺言書には付言(ふごん)という、いわば「後書き」のように自分の想いを伝えることができる機能があります。

では、付言にどういった内容を書いたらいいのか?

  1. 遺言を書くに至った動機
  2. 妻(夫)に対する気持ち
  3. 葬儀について
  4. 遺品の処分ついて
  5. 生前贈与・援助について
  6. 胃瘻や延命治療について
  7. 墓地・お寺について

遺言の動機

まず、遺言を書くに至った動機に軽く触れておいたほうがいいでしょう。

資産家であったのならご子息も周知でしょうが、家族が知らないうちに資産を形成していたのなら、その経緯を伝えておきます。

自分が意思表示しておくことで、家族が平穏に暮らしていけることを願っていることなどを自分の言葉で書いてみます。

妻(夫)に対する気持ち

妻(夫)に対する感謝の気持ちをここで伝えておきましょう。

簡潔で構いませんが、思い入れが深いのであれば、長くなっても構いません。

相手にとって良いことであれば、誰が読んでも悪い気持ちにならないですから。

葬儀について

葬儀は大々的にやるのか、家族葬でこじんまりやるのか?

葬儀に際して、連絡して欲しい人や四十九日が明けてから連絡して欲しい人は付言に書くとたいそうなので。

別途、「エンディングノートに書いています」と記して、エンディングノートに書いておきます。

遺品の処分ついて

趣味で収集したコレクション、自分にとって貴重でも家族にとってはガラクタとなる可能性はあります。

自分亡きあと、遺品を見ながら偲んでくれればいいですが、捨てるに捨てられずに困る人もいらっしゃるかと。

こうしたことがないように、遺品をもらってもらえる友人や知人、組織などを付言に記しておきましょう。

価値がわかる人のそばに置いてもらえることが自分や家族、遺品にとっても幸せなことではないでしょうか。

生前贈与・援助について

生前贈与や援助について、暦年課税や相続時精算課税で申告していれば、その事実が遺産分割や相続の申告にも反映されます。

基礎控除以下で申告していなくても、贈与契約書をつくっていれば遺産分割に反映できます。

  • 申告なし
  • 契約書なし

こうした表に出てこない生前贈与や援助のことを特別受益と言います。

これを遺産分割に反映させるか否かをはっきりさせていないと分割協議が紛糾します。

特別受益だけでも結構なボリュームになるので、また別の機会に記事にします。

胃瘻や延命治療について

胃瘻を含む延命治療を自分が望むかどうか?

自分が自分であるという認識なく生きることが無駄とは言いません。

とはいえ、それが、家族の負担以上に大事なことなのかどうか?

改めて考え、言葉にしておきましょう。

墓地・お寺について

先祖代々のお墓があれば迷うことはないでしょう。

とはいえ、核家族化、マンション住まい、都会住まいで実家との距離が地理的にも気持ち的にも遠いと、お墓について話す機会は少ないのではないでしょうか。

エンディングノートに書くのも良いですが、遺言書に書いておけばより大事に保管されるでしょうから紛失リスクは低いでしょう。

付言は気持ちを動かす

遺言書の付言には法的効力はありません。

気持ちを動かすチカラはあるでしょう、

付言は、自分亡きあと自分の想いを家族に伝えることができます。

付言についてのご相談、承っております。

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