国税電子申告・納税システム(e-Tax)の「メッセージボックス」は要確認<No 462>
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<2019年1月13日 追記>
2019年1月からセキュリティ強化により「申告のお知らせ」を閲覧するには、
お客様のマイナンバーカードが必要になりました。
この件についての対処法を別記事にしましたので、そちらをご確認ください。
Contents
散りばった情報
勤務時代、お客様情報を一元管理するようなシステムはありませんでした。
だからといって、紙ならあったのかというと、それも皆無でした。
あるのは、過去の申告書控えと連絡簿くらいで、
- 振替納税を適用しているのか?
- 簡易課税の届出をしているのか?
- 課税事業者選択の届出をしているのか?
を判断するとなると、それなりに手間がかかりました。
散らばった情報をかき集め、
それも出来なければ税務署に問い合わせる。
そんなやり方なので、当然効率は良くありません。
独立してから、かなりの部分を改善しましたが、国税の納税システムは大いに役立っています。
国税電子申告・納税システム(e-Tax)の「メッセージボックス」は要確認
e-Taxの利用を開始すると、それぞれの納税者に対して「利用者識別番号」が与えられます。
この利用者識別番号と開始時に登録した暗証番号があれば、
散らばった情報を手早く確認することができます。
手順
- 「国税庁ホームページ」検索
- 「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」をクリック
- 「メッセージボックスの確認」をクリック
- 利用者識別番号と暗証番号を入力
すると、受付システムのメインメニューに辿り着きます。
国税庁のHPはわかりづらいのでスクリーンショットで説明します。
「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」は国税庁ホームページの
一番下にあります。
「メッセージボックスの確認」も下段にあります。
受付システムで「利用者識別番号」と「暗証番号」を入力すれば、
メインメニューに辿り着きます。
メインメニュー内には、
- メッセージボックス一覧
- 還付金処理状況
- 振替納税結果
があり、納税者ごとの情報を確認することができます。
<2019年1月13日 追記>
2019年1月からセキュリティ強化により「申告のお知らせ」を閲覧するには、
お客様のマイナンバーカードが必要になりました。
この件についての対処法を別記事にしましたので、そちらをご確認ください。
「所得税等、消費税及び贈与税の申告について」で現況を確認
このシステムでは、提出した申告書や届出書がきちんと受理されているかどうか確認できます。
また、毎年1月20日前後に送られてくる
「所得税等、消費税及び贈与税の申告について」では、
これまで税務署に問い合わせするしかなかった情報を確認することができます。
前半に申告期間や納期限のお知らせがあり、
後半に「重要なお知らせ」として自身の申告に関する事項が記載されています。
- 青色か白色か
- 予定納税はあったのか
- 振替納税の適用はあるのか
- ダイレクト納付の利用があるのか
など。
また、消費税がかかっている人であれば、
このように、消費税に関する事項が一目瞭然です。
特に、「簡易課税」と「課税事業者」の提出状況がネットで確認できるのは、
以前のことを考えると非常にありがたいです。
情報のオープン化
正直、国税庁HPとe-Taxのトップ画面はわかりづらいですが、
「重要なお知らせ」の部分は完結に書かれているので見やすいです。
こういった情報が簡単に手に入ると、ひとり税理士にとってもありがたいです。
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