無理なくお金を増やすインデックスファンドでやってはいけないこと<No 1455>
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投資は、リスクの範囲を知っておけば怖くない
お金の増やし方はいろいろあります。
最も健全で最も手っ取り早いのは、働くことでしょう。
日々、働いたお金が入ってくれば、精神衛生上、穏やかでいられます。
とはいえ、生きていれば、働けなくなるリスクは付き物です。
働けなくなると、失業保険や労災などの行政サービスを受けることで、ある程度は賄えますが、
それでも十分ではありません。
生命保険が下りればいいですが、病気やケガでなければ下りません。
病気やケガ以外の場合、頼りになるのは貯蓄(現金または預金)です。
現金に色はないので、使う目的は自由です。
その現金、いざというときに頼りにはなるのですが、銀行に預けていても増えません。
それなら、投資するか?
投資というと、「=ギャンブル」と考えるかたは多いのではないでしょうか。
確かに投資は、増えることもあれば減ることもあります。
ただし、そのリスクの範囲をキチンと把握していれば、それほど怖いものではありません。
投資といっても、ギャンブル性の高いものから、そうでないものまでたくさんあります。
そのなかで、私が利用しているのが、長期保有を目的とした投資信託、インデックスファンドです。
インデックスファンドで無理なくお金を増やす
株式と投資信託
投資と言われて、まず、思い浮かべるのは株ないでしょうか。
株は、株式会社に出資(お金を渡す)することで、その会社の株主となります。
その会社1社に投資するので、株価の値動きが、自分が買った株式の価格に直接影響します。
そうなると、値動きが気になって、短期売買になりがちです。
もちろん、長く保有できればいいですが、投資に対する考えかたを整理しておかないとなかなか難しいものです。
このリスクと煩わしさを解消したのが投資信託です。
投資信託は、プロが個人から集めた株式や債券をまとめて運用してくれます。
プロに任せるので、株価に一喜一憂することはありません。
ただし、投資信託にもリスクの高いものと、そうでないものがあります。
インデックスとアクティブ
投資信託にも色々あります。
大きくはインデックスファンドとアクティブファンドの2つ。
インデックスは、国内であれば日経平均株価やTOPIX、外国ならS&P 500やMSCIなどといった指数に連動する投資信託です。
長期間継続して保有することが多く、比較的ローリスク・ローリターンと言われています。
対して、アクティブは、指数に影響されることなく、独自の見解で銘柄を選別します。
指数以上の運用成績をあげようとするため、インデックスに比べるとハイリスク・ハイリターンとなります。
アクティブを保有すると、日々の値動きが気になるので、株と同様に一喜一憂しがちです。
そうなると、仕事どころではありません。
こうしたところで、私はアクティブではなくインデックスを選んでいます。
インデックスの特徴
投資信託は、広い範囲に投資することにより、投資先経済圏の価値をそのまま反映します。
米国株式であればアメリカ経済、日本株式であれば日本経済、新興国株式ならインド・中国・ブラジル・ロシアあたりです。
1社に投資する株に比べるとリスクはおのずと低く抑えることができます。
)インデックスファンドの値動き マネックス証券より
上のチャート図は、とあるインデックスファンドの値動きです。
1つめの大きな下りはコロナが流行りだした2020年3月です。
大きく下ったあとに、その後は上っています。
戦後と今の貨幣価値を比べてみればわかるのですが、戦争・パンデミック・恐慌で一時的に下がることはあっても、基本的に上がっていくのが経済の動きです。
となると、アクティブファンドで売ったり買ったりしていると、この値動きの恩恵を受けることは難しく。
長期保有を目的としたインデックスファンドだと、確実に恩恵を受けることができます。
今日はこのあたりにしておきます。
長期保有が肝
今日は、株と投資信託の違い、そして、インデックスファンドとアクティブファンドの違いについてお伝えしました。
2019年からはじめたインデックスへの投資ですが、コロナとウクライナ侵攻で2度大きく下がりはしましたが、すでに回復しています。
さきほどのチャート図がすべてを表してくれるので、長いスパンで保有することがインデックスファンドの肝だと自身に命じています。
<編集後記>
4月4日月曜日
5時30分起床後ルーティン
メール対応、個別コンサルティング対応、認知症対策証券口座とジュニアNISAの開設手続き。
トレイルランニングシューズを購入。
整体でカラダのメンテナンス。
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