フリーランスが確定申告を「高速」で終わらせる法<No 417>
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普段と同じように過ごす
年が明けて2018年となりましたが、「まだまだ正月モードが抜けきれない」
なんて方もいるでしょう。
私は年末年始をいつもと同じように過ごしました。
- 元旦から4時半起床
- ルーティンをこなしてから朝食
さすがに三が日はブログをお休みして家族と過ごしましたが、家族と過ごすのは三が日に限らず年中同じです。
何か特別なことをするのではなく、普段と同じように過ごすことで、正月明けもスムーズにいく。
確定申告も同じだと思います。
申告間際になってから頑張るのではなく、普段からコツコツやっていれば、焦ることはありません。
私の場合、自分の決算と申告準備はすでに終わっています。
あとは1月15日のe-Tax開始を待つばかりです。
フリーランスが確定申告を「高速」で終わらせる法
確定申告を早く終わらせるにはどうすればいいのか?
この答えの前に「どうして早く終わらないのか?」を考えます。
これを、「課題」「原因」「解決策」の順に図にしてみました。
課題は「なぜ終わらないのか」。
その原因は、
- 本業が忙しい
- 経理の効率化ができていない
の2つです。
原因に対しての解決策は、それぞれ2つずつ。
- 仕事を減らす
- 人を増やす
- ルーティン化する
- ITを利用する
これら解決策を順に見ていきます。
人を増やす
フリーランスとして独立すれば、初めは大抵ひとりです。
そこから拡大志向の方なら、人を増やすという流れもあり得ますが。
独立1年目から売上が急増することは稀であり、仮に増えたとしてもいつストップするかはわかりません。
そんな状況で人を増やすことにはリスクが伴います。
どうしても仕事が回らないのなら始めはスポットで依頼して、直接の雇用は長期的な売上が確保できるようになってからにします。
仕事を減らす
「人を増やす」のとは別の軸として、「仕事を減らす」というのもアリでしょう。
ある程度、売上が確保できるようになったとき、人を増やして「売上の高さ」を求めるのではなく、仕事を減らして「売上の質」を求めるようにします。
質の基準は3つあります。
一番いいのは、この3つが重なるところですが、現実的になかなかあるものではありません。
ですので、目指すべきは2つが重なる仕事です。
ルーティン化
経理の効率化ができない理由は、
- やり方を決めていない
- やる時間を決めていない
この2つです。
まず、その時々でやり方を変えてしまうと、その都度新たなやり方を覚えなければなりません。
当然、スピードは落ちます。
また、やる時間を決めていなければ、取りかかるまでに時間がかかります。
ですので、経理は1日の始めに無意識で出来るレベルにまで落としていきます。
ITを利用する
まだまだ、手で申告している方も多いので、会計ソフトの利用だけでも効率化の部類に入ります。
しかし、ITは日々進化しているので、その上をいきましょう。
- ネットバンク
- クレジットカード
- クラウド会計
ネットバンクの利用がまだなら作りましょう。
ネットバンクを利用できれば、
- 日付
- 金額
- 勘定科目
- 摘要欄(取引詳細)
を全て会計ソフトに取り込むことが出来ます。
これらを一つ一つ入力する必要はありません。クレジットカードも同じです。
更に、クラウド会計を導入すれば、AIが日々学習してくれます。
会計ソフトに取り込む作業も簡素化されます。
それでも現金取引は以前として残ります。
そこで現金取引も入力せずにITを利用したこんなサービスもあります。
スマートフォンで読み取るなら
対応スキャナで読み取るなら
確定申告は仕事のバロメーター
爆発的な伸びを期待するスタートアップは別として、フリーランスが着実に食べていくのなら、
売上高よりも「仕事の質」をとことん研究します。
経理もそのうちの1つです。
確定申告がスムーズにいっていないなら、自分がどこでつまずいているのか、
一度立ち止まって考えましょう。
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