フリーランス・個人事業主が電子申告するなら「クラウド会計」か「作成コーナー」か?<No 904>

)国税庁の作成コーナー

 

 

税務署へは行かない

従来、所得税の確定申告は、税務署や申告会場へ持っていく必要がありました。
(郵送するという手もあります)

e-Taxによる電子申告で提出できるようになってからは、
自宅にいたまま申告作業を終わらせることができるようになりました。

電子申告するには、確定申告作成コーナーやクラウド会計を利用します。

フリーランスや個人事業主の方が自分で提出する場合、
どの方法が一番効率的なのか。

その辺のところを今日はお伝えしていきます。

 

<サービスメニュー>

「クラウド会計」か「作成コーナー」か?

確定申告書作成コーナー

フリーランスや個人事業主の方が電子申告を利用するなら、
こちらの作成コーナーがおすすめです。

前回、自分の申告はこれで済ましました。

 

 

また、記帳指導で伺ったお客様の元で90分で一通り終えることも出来ました。

 

前回、作成コーナーの構成がリニューアルされたのでかなり見やすくなっています。

使い勝手もそれほど悪くありません。

ただ、「事前準備」に必要なインストール作業は、
パソコン慣れしてないと厄介かもしれません。

また、過去記事でも書いていますが、作成コーナーを利用するには、

  1. マイナンバーカード
  2. IDとパスワード

のいずれかが必要です。

マイナンバーカードは、お住いの役所で手続きしたから発行までひと月近くかかります。

IDとパスワードは、身分証明書を持参して税務署で発行してもらわなければなりません。

これらは一度クリアしておけば、翌年以降はPCとネット環境さえあればできるのでオススメです。

混み合ってる税務署や申告会場へは行かず、自宅でサクッと済ませましょう。

 

 

クラウド会計ソフト

普段の経理でクラウド会計を利用している場合、
その会計データを使って電子申告をすることができます。

ただ、マネーフォワードの場合、会計ソフトのなかでそのまま申告することはできません。

会計データをe-Taxソフト用ファイルとして、
e-Tax側(ダウンロード版のみ対応)に取り込まなければいけません。

やよいも同じです。

freeeはこのやり方に加えて、freee内で電子申告も可能です。

 

こちらはマイナンバーカード(住基カードも可)のみ対応で、
ID・パスワード方式を利用することはできません。

このあたりからすると、クラウドではfreeeが一歩リードしています。

税理士としては、お客様がクラウド会計をお使いの場合、
上記のやり方で対応するか、会計データを税理士側の会計ソフトにインポートし、
税務ソフトへの連動で対応するかは判断が別れるところでしょう。

「クラウドのデータ」→「作成コーナー」への移行ができる(より簡単に)ようになれば。

 

<サービスメニュー>

トライして、放り出しそうになったら

クラウド会計を利用されている方であれば、そのクラウド会計を利用してe-Taxなりクラウドソフトを使うなりして申告を済ませてしまうのが良いでしょう。
(e-Taxソフトへのインポートは面倒ですが)

クラウド会計を利用していないのであれば、「作成コーナー」がおすすめです。

会計から申告書・決算書の作成までの流れはスムーズになりましたが、
電子申告を完了させるとなると、超えるべきハードルはまだあります。

いずれの方法もトライしてみて放り出しそうになったら、
単発の相談やコンサルティングを税理士に依頼してみるのも良いでしょう。

もちろん、対応している税理士に限りますが・・