原価管理

固定費を変動費化。利益とコストの意識を高めて利益体質の事業にする

yujiroyamamoto

Contents

利益とコストの意識を高める

独立してコストの意識は持っておいたほうがいいでしょう。

勤務であれば給料の額さえ把握していればいいですが、事業主になるとそれだけじゃやっていけません。

案件1つに対してどれぐらいの経費と時間がかかかっているのか?

現場ごとで利益は出ているのか?

こうした原価管理をせずにどんぶり勘定にやっていると、利益は出づらいでしょう。

利益が出ていても、儲かってる仕事とそうでない仕事の判別がつきません。

大事なのは、現場ごとの粗利益を把握すること。

さらに、固定費を変動費化して利益とコストの意識を高めます。

固定費を変動費化と原価管理

固定費の変動費化

具体的にはどういうことかというと、これまで売上の増減にかかわらず、一定の支出をしていた給料をはじめとする固定費を、現場ごとで外注に依頼します。

給料など固定費だとなかなか見えづらいものですが。

これまで自社でやっていたことを外へ依頼すると、外注費を払ったあとに利益が残っているのかが見えてきます。

原価管理

固定費を外注費にしたからといって、現場ごとに収入・支出・粗利益を管理していなければ、利益体質とはなりません。

管理していなければ、右から左で利益が出ていないといったこともあるでしょう。

場合によっては、赤字の現場が発生しているかもしれません。

そのためには、現場ごとに粗利率が把握できる仕組みを作ること。

建設業や製造業であれば、専門の大きなソフトがありますから、そうしたソフトを導入されるのがいいでしょう。

そうでないならば 、自作のExcelでも問題ありません。

流行りのクラウドであればこうしたものもあります

  • クラウド個別原価(MF)要問い合わせ
  • freee工数管理 1ユーザー600円/月〜
  • freee販売 5,000円/月〜

大事なことは、紙でもExcelでもソフトでもいいので、現場ごとの粗利を管理することです。

現場ごとで儲かってるのか、儲かっていないのか?

それがわかれば、続ける仕事とテコ入れが必要な仕事が見えてきます。

儲かっていない仕事をやめれば、時間もお金も余裕が生まれます。

もちろん、売上高が減りますが、大事なのは売上規模よりも利益です。

事業全体の利益を把握することは会計ソフトでもできますが、現場ごとの原価管理は会計ソフトではできません。

Excelなりソフトなり、自社に合ったものを見つけましょう。

利益体質になろう

固定費を変動費化して、利益とコストの意識を高めるについてお伝えしました。

そうは言っても、個人レベルで現場ごとの粗利を把握されているかたは少ない印象です。

逆にいえば、個人事業者やフリーランスでも、意識を持って原価管理すれば利益体質になるということ。

実際、数少ないながらも、原価管理されているお客さまは年々利益体質になっていてびっくりです。

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